【ワーキングホリデーとは?】費用・対象国など筆者が体験談を交え詳しく解説

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  • ワーキングホリデーに興味があるんだけど、よく分からないから教えて欲しい
  • ワーキングホリデーに行きたいんだけど、どうやって手続きすればいいの?
  • ワーキングホリデーの対象国ってどこ?費用はどのくらいかかるの?

異国の地で働きながら長期滞在が可能で、自分の世界を広げることができる「ワーキングホリデー」。
興味があるならぜひ経験してみたい海外生活のひとつではないでしょうか。

以前はオーストラリアやカナダなどが主流でしたが、近年「ワーキングホリデー」の対象国はぞくぞくと増えています。

しかし、年齢制限があったり、対象国があったりと分かりにくく『ワーキングホリデーの制度自体どういったものかイマイチ分からない』という感じではないですか?

「留学」にするか、「ワーキングホリデー」にするか、自分にとってどちらがいいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこで、今回はニュージーランドとオーストラリアの2か国でワーキングホリデーを経験した筆者が

この記事を読んでわかること
  • ワーホリについて
  • 留学との違い
  • 対象国や対象年齢
  • ワーホリの費用について
  • 仕事や給与について
  • ワーホリ中の過ごし方
  • ワーホリに行く際の注意点

などについて体験談を交え解説していきます。

この記事を読めば、ふわっとしていた「ワーキングホリデー」へのイメージが具体的にイメージできるようになると思いますよ。

✓この記事の筆者と信頼性

Mika

✓英検 2級
✓カナダ・ニュージーランド留学経験あり
✓メディアライター

複数のオンライン英会話受講経験あり。
その中でも『ネイティブキャンプ』=半年、『kimini』=1年以上受講 >>>執筆者リスト

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ワーキングホリデーとは

くまくん

そもそも「ワーキングホリデー」ってなんなの?

そうですね。
ものすごく簡単にいうと、

ワーキングホリデーの対象国であれば「観光をしても」「勉強をしても」「働いてもいいよ」

という自由なビザを取得することができる18歳から30歳(一部例外の国あり)を対象とした制度です。

留学で利用する「学生ビザ」は海外で働くことが許可されていませんので、海外で働きたい場合「ワーキングホリデー」がおすすめです。

くまくん

ビザね・・・。ビザってよく聞くけどズバリなんなの?

ビザは「入国許可証」のようなものです。
ビザを持っていれば「その人物を自分の国に入れても大丈夫」と国が許可したことになります。

各国の大使館や領事館に申請すれば発行してもらえますよ。

犯罪歴などがあると取得できないものなので、国同士が自分の国に危険な人物が入ってこないようにするための制度という感じでしょうかね。

観光など短期間の場合や、国によっては必要がないこともあるようですが、長期間海外に滞在する場合には基本必要になるものですよ。

くまくん

なるほど。海外にいくときには何かしらのビザが必要なんだね。

そうなんです。
入国許可証ですからね。

そのなかでも、年齢や期間に制限はあるものの海外で「観光・勉強・仕事」と、自由に過ごせるのが「ワーキングホリデービザ」という感じですね。

くまくん

ワーキングホリデーには年齢制限以外にも決まりはあるの?

ワーキングホリデービザには結構きまりがあるんです。

一部例外もあるのですが基本的には

  1. 年齢制限(18歳から30歳)
  2. 対象国(26の国と地域)
  3. 期間(1年)
  4. 1つの国は1回だけ

という条件を満たさなくてはなりません。

とはいえ、期間が限られているからこそ、目標を立てやすく達成しやすいなどという一面もありますよ。

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「ワーキングホリデー」と「留学」の違い

「ワーキングホリデー」と「留学」の違いはなんでしょうか?

さきほども少し説明しましたが、大きく違うのはビザの種類です。

留学の時に必要な学生ビザでは、海外で働くことはできません。

その点、ワーキングホリデービザであれば、学校に通うことも働くことも単純に観光して回ることもできるので、滞在中の自由度が違います。

「働ける=現地で資金を調達できる』ので、上手に過ごせば滞在期間が長いわりに費用を抑えることができるのも「ワーキングホリデー」の魅力です。

現地の人や他の国の人と一緒に働くので、語学力があがるのはもちろん日本ではできないような経験もできます。

語学学校での勉強だけでなく、

「現地の人ともっと深い関わりをもった時間を過ごしたい」

という場合には自由度の高いワーキングホリデーがおすすめです。

簡単にまとめるとこんな感じです。

語学留学がおすすめの人
ワーキングホリデーがおすすめの人
  • ワーキングホリデー対象年齢以外の人
  • 仕事や観光にはそこまで興味がない人
  • 仕事はせずに長期間その国に滞在したい人
  • 海外で旅行・勉強・仕事を自由に組み合わせて滞在したい人
  • 「生」の英会話が学びたい人
  • 自分の世界を広げたい人

語学留学はあくまで語学留学。
ワーキングホリデーは現地で様々なチャレンジや経験をするのに最適といえるでしょう。

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ワーキングホリデーの目的は?

くまくん

ワーキングホリデーは現地で様々なチャレンジや経験ができるのが魅力だよね。
もちろんそれが目的って人が多いと思うけど。
実際、ワーキングホリデーの目的って「チャレンジや経験」の人が多いのかな?

そうですね。
「外国で働きながら、さまざまな経験をするため」という人の方が多いように感じます。

くまくん

なるほど。やりたい仕事は事前に決めておくの?

わたしの場合は海外の牧場で働きたいという気持ちが強かったので、事前に決まっていたということになります。

でも、現地で知り合った日本人の中には「特に何かやりたい仕事があるわけではない」という人も結構いましたよ。

「ワーキングホリデー」には同じ雇用主の元で働ける期間が6ヵ月と決まっていたり、雇用先によっては雇ってもらえる期間がもともと決まっていることもあるので、先が見えづらい部分があります。

はじめの数か月は語学学校に多く通い、いろいろな人の話を聞き、現地に長く滞在しながら、1年間いい意味で行き当たりばったりで過ごしていく。

そんなイメージです。

わたしも出発の段階では「どのくらいの期間、どこの牧場で働けるのか」という情報を事前に知ることはできませんでした。
すべては滞在しながら現地で決まりました。

とはいえ、その辺はお世話になるエージェントによって異なるかもしれませんので、エージェント選びは大事ですね。

以下、エージェント選びの参考記事を貼っておきますのでチェックしてみてくださいね。

ワーキングホリデーの期間や対象国

「ワーキングホリデー」は、限られた対象国でのみ働くことができる制度です。

わたしが1回目のワーキングホリデーに行った2000年の頃は

  1. オーストラリア
  2. ニュージーランド
  3. カナダ
  4. 韓国
  5. フランス

の5か国だけだったのですが、2021年現在では、26もの国と地域が対象国となっています。

ちなみに現在ワーキングホリデー制度を使える29の国と地域は以下のとおりです。(2024年4月現在)

  1. オーストラリア
  2. ニュージーランド
  3. カナダ
  4. 韓国
  5. フランス
  6. ドイツ
  7. 英国
  8. アイルランド
  9. デンマーク
  10. 台湾
  11. 香港
  12. ノルウェー
  13. ポルトガル
  14. ポーランド
  15. スロバキア
  16. オーストリア
  17. ハンガリー
  18. スペイン
  19. アルゼンチン
  20. チリ
  21. アイスランド
  22. チェコ
  23. リトアニア
  24. スウェーデン
  25. エストニア
  26. オランダ
  27. イタリア
  28. フィンランド
  29. ラトビア

これからまだまだ追加されるかもしれませんね。

期間は基本1年なのですが、「セカンドワーキングホリデー」というものもあり、雇用期間や滞在場所などの条件を満たせばその国に1年以上滞在することも可能になります。

ますます門戸が開かれ、自分の意志次第で世界が身近なものになっていくのを感じますね。

ワーキングホリデーの費用は?

「ワーキングホリデー」は、滞在しながら働くことができるので、留学に比べると比較的費用を抑えることが可能です。

とはいえ、はじめの数か月は語学学校に通う必要がありますし、すぐに仕事がみつかるとも限りません。
また当たり前ですが、海外で生活する場合でも居住費や食費などの生活費はかかります。

それらの事をふまえ、留学前の準備金として最低でも100万円程度は余裕があると良いでしょう。

また、せっかく旅行もできるビザなので、滞在先で旅行を楽しむためにも余裕をもった資金計画をしておくといいですよ。

ワーキングホリデー中の過ごし方・スケジュール

それでは具体的なワーキングホリデー中の過ごし方を紹介してきます。

まず滞在先に着いてから最初の数か月は語学学校に通うことがほとんどです。

そこで語学の勉強をしながらネットワークを広げ、仕事の種類や地域の様子などさまざまな情報を収集します。

エージェントを利用している場合は、だいたいの情報をそこで得ることができます。
初めての海外留学の場合、現地にオフィスを構えているエージェントを利用することをおすすめします。

語学学校に通う期間も人によってさまざまで、1ヵ月~3ヵ月程度が一般的なイメージです。(わたしの場合、1週間だけの事もありました)

ワーキングホリデービザは、国によって学校に通える期間が3ヵ月まで、6ヵ月までなど決まっていることもあるので注意してください。

くまくん

学校に行く期間は自分で決めるの?

そうですね。
基本的に自分で決められます。

だいたいの予定は日本にいる間に決めていきますが、現地で学校の期間を延長したりと調整していくことも可能です。

そして、ある程度、留学先にも慣れてきたら職探しを開始します。
うまくいけば、すぐに働き始めることもできます。

エージェントに求人が集まっていることもありますし、自分で情報を集めることも可能です。

職場が決まったら、その後は、雇用先や自分の都合に合わせて働きます。

仕事と仕事の間に旅行を挟んでもいいですし、私の場合、牧場だったのであえて拠点の場所から遠いファームを選び移動中に旅行を入れ込むなんてこともやっていました。

自分の資金や希望にあわせて、現地で自由にカスタムできるのがワーキングホリデーの魅力です。

ワーキングホリデー中の仕事について

ワーキングホリデー中の仕事は、どんなものがあるでしょうか?

一般的なものとしては、

  • 接客業(ホテル・レストラン・お土産物店など)
  • ベビーシッター (国による)
  • ファーム(国による)

などがメインになります。

日本でのアルバイトの感覚に近いのは、レストランやカフェでの接客業ですね。

  • 語学に自信がない場合=日本食レストラン
  • 語学を磨き上げたい場合=現地の人が多く働く地元のお店

で働くのがおすすめです。

レストランなどで働く場合はシェアハウスなどに滞在して、そこから職場に通うことになります。
当たり前ですが食費や住居費など生活費が必要になります。

逆に、ベビーシッターやファームステイなどは住み込みで働くことが多いです。

『給与が出る』というより『給与の代わりに食事や部屋を提供してもらえる』感じになることが多いですね。

その場合、住居費や食費などの生活費はかからないので、とりあえずの食事や住居に困る事はありません。

ただし、それは「とりあえずの話」です。
食事や住居を他人に依存する感じになりますので、スケジュール管理がうまくいかないと、一時的にバックパッカーズ(簡易宿のこと)などで宙ぶらりんの生活をしなくてはならない可能性もあります。(それはそれで良い経験ですけどね!)

その分も考慮して資金を用意しておいたほうが良いでしょう。

ワーキングホリデーで学べることは語学だけでなく『経験』

ワーキングホリデーで『学べること』をちょっと深堀りしてみましょう。

今パッと思いつくものでも

  • 異国文化の中で働くことができる
  • 観光地以外の場所を知ることができる
  • 現地の生活により近づける
  • 人生観がガラリとかわる
  • 今後の仕事につながる
  • 語学力があがる
  • 人生の経験値が増える

など、数多くあります。

とにかく、異国の地での生活なので今までの生活では考えられなかったことも起こります。

くまくん

たとえば?

例えば、私はファームステイ(牧場)だったので余計にそうだったのかもしれませんが、水道が通っておらず、水は雨水をタンクで貯蔵して足りなくなった場合だけ水を買って、タンクに補充したりとかしてましたね・・・。

初めての地で知らない長距離バスにのり、ちゃんと目的地につくのか不安になったりとか。

お隣さんと自宅の距離が離れすぎていて、家の周りにステイ先の家族以外の人の気配がないとか。

いろいろカルチャーショックな事がありました。

日本でどれだけ便利な生活をしていたんだろうと思い知らされました。

でも、ワーキングホリデー中に起きた出来事すべてが貴重な経験として今のわたしにつながっています。

こんな感じで、ワーキングホリデーでは語学を学ぶ事以外にたくさん学べることがあります。

ワーキングホリデーの体験談

( 私が現地で撮影した実際の写真です)

ここでは、実際に私がワーキングホリデーをしたときの様子を少し紹介していきたいと思います。

『ワーキングホリデーと一言で言っても、いろいろな形があるのだな』ということを知ってもらえたら嬉しいです。

これからワーキングホリデーを考えているあなたは、実際自分が留学した時のことをイメージして読んでもらえると夢が広がるのではないかと思います。

わたしがワーキングホリデーに行ったのは、

  • ファームステイを目的にニュージーランドに3ヵ月
  • 動物保護ボランティアのためにオーストラリアに1ヵ月

です。

くまくん

どちらも短期間だったんだね

そうなんです。

わたしの場合はどちらの場合も進学や結婚までのすき間時間に行ったのでかなり短期です。

短期でしたが、それぞれ内容の濃い時間が過ごせました。

ワーキングホリデーは、別に必ず1年いかなくてはならないものでないので、あなたのスケジュールに合わせていくことも可能なんですよ。

ニュージーランド(ファームステイ)での体験談

( 私が現地で撮影した実際の写真です)

まずはニュージーランドでのワーキングホリデーの様子からお伝えします。

ワーホリスケジュール

進学を控えていたので、3ヵ月の限られた期間でのワーキングホリデー。

もともと動物が好きなのと、外国での田舎暮らしを経験したかったので牧場に泊まり込みで働く「ファームステイ」を目的にしたワーホリでした。

語学学校に1ヵ月程通ったあと、牛や羊がいるいわゆる「ファーム」に数週間と、はちみつを採っている「ビーファーム」に1ヵ月ほど、計2か所のファームに滞在しました。

くまくん

短時間だけど2か所のファームに行けたんだね

そうなんです。
最初のところは次の人がすでに決まっていたので、数週間の限られた期間の滞在になってしまいました。
でも、そのおかげで2つのファームを経験できたので、結果的には良かったのかもしれません。

こんな感じで「ワーキングホリデー」はスケジュールが思い通りにいかないこともあるんですよね。

くまくん

ファームはどうやって見つけたの?

お世話になっていたエージェントで『期間』や『場所』などの条件を伝えて探してもらいました。

エージェントには、荷物を預かってもらったり、街の情報を教えてもらったりとお世話になることが多かったです。

最初のファームから次のファームへ移るのに少し期間が空いていたので、バックパッカーズ(簡易宿)に泊まったりと他の旅行者との交流を楽しむこともできましたよ。

ファームステイの期間が終わった後は、語学学校で知り合った人達とツアーに参加してすこしだけ旅行を味わうこともできました。

慣れない環境にとまどったこともありますが、日本人がほとんどいない観光地ではないネイティブな場所へいけて良い経験になりました。

語学学校だけでは味わえない貴重な経験がたくさんできましたよ。

仕事内容や給与

  • 家事
  • ファームの作業
  • ハチミツ採取

など、ファームのオーナーによって仕事内容はさまざまです。

わたしが行った最初の牧場は、放牧がメインだったので牛舎の掃除などはありませんでした。

どちらかというと家の掃除・洗濯などの家事や、柵の修理や牧場の見回りなどファームのちょっとした作業を手伝うことが仕事という感じでした。

2つめのビーファームでは、実際にハチミツを採取しにいったり道具にペンキを塗ったりが多く、そこまで家事はしませんでした。

どちらも給与はなくて、かわりに食事や部屋を提供してもらえる住み込みの形でした。

滞在場所

どちらのファームでも1部屋与えてもらいました。

食事は3食付いていて、洗濯などは自分でやるホームステイに少し近い感じでしたね。

どちらも他のワーキングホリデーの人はおらず、夫婦のお宅に私がひとり滞在させてもらっている形です。

もっと大きなファームでは数人のワーキングホリデー仲間がシェアハウスのような暮らしをしながら働くところもありましたね。

オーストラリア(ボランティア)について

( 私が現地で撮影した実際の写真です)

つづいては、オーストラリアでの様子を紹介します。

ワーホリスケジュール

オーストラリアの場合も結婚や引っ越しなど先の予定が詰まっていたので、ニュージーランドよりももっと少ない1ヵ月のみの滞在でした。

そのため語学学校も1週間だけしか通わず、残りの3週間を保護シェルターでのボランティアに使いました。

この時もエージェントは利用したのですが、ボランティア施設と学校が連携していたので初日の送迎や紹介などは語学学校の先生がやってくれました。

仕事内容や給与

保護シェルターでは、

  • シェルター内の犬・猫の世話
  • ビーチへ犬のお散歩
  • 施設の清掃・洗濯
  • 保護動物の送迎

などを経験させてもらいました。

日本人は私ともう一人だけだったので、毎日ほぼ英語のみでの生活でした。

また、ボランティアだったので給与は発生しませんでした。

滞在場所

滞在初日から最後までずっと同じお家でホームステイをしてました。

学校へも、ボランティア先へもバスで通うことができましたよ。

ワーキングホリデーに行ってみて

( 私が現地で撮影した実際の写真です)

もともと私は楽観的な性格ですが、

  • 予約したバスに自分の名前がない
  • ファームでの待ち合わせ場所にファミリーがいない
  • ファームの近所にお店がなにもない
  • お隣さんはかなり遠く
  • ファームのシャワールームは半分外
  • 長距離バスでの休憩で、いったんバスを降りたら自分のバスを見失いそうになった

ワーキングホリデーに行き異国の地で多くのトラブルや田舎暮らしを経験してから、その後の日本での生活の中でも「なんとかなる感」がより一層高まりましたw

困ったときには自分からコミュニケーションを取ることで、だいたいのことが解決しますし、誰かが助けてくれたりと結構なんとかなるものです。

ビーファームのお父さんは養蜂以外にも、大きな山に一本ずつ自分で木を植え育てて売ったり、羊を放牧し毛刈りをしたりと自分でなんでもやってしまうような人でした。

『多様な働き方』を楽しみながら、日々の生活を送っている姿を間近で見られたこともよかったです。

家の裏には羊が放牧されている私有地の山があり、休みの日には頂上まで登ってなんにもせずにただ雲の流れを眺めて過ごしたこともあります。

今思えばなんとも贅沢な時間ですよね。

ワーキングホリデーに行ってみて、印象に残っていることはこの他にもたくさんあるのですが、「なんでも揃う裕福な生活だけが、豊かな生活というわけでもないんだな」ということに改めて気づくことができた気がします。

私の場合は、ワーキングホリデーをしている間、ガラリと何か意識が変わったというわけではありません。

どちらかというと帰国後の生活の中でワーキングホリデーでの様々な経験がと思い出され、『少しずつなにかが変化していくような』『そんな思いが強くなっていくような』感覚でした。

「日本語が通じない外国でもどうにかなったんだから、言葉が不自由なく通じる日本ならトラブルが起きても絶対なんとかなる」

帰国してわたしが感じたこの気持ちは今でもハッキリと覚えています。

この『自信』こそ私がワーキングホリデーで得た最も大きなものだと言えます。

ワーホリに行く時に注意したいこと

ここまで紹介してきたように「ワーキングホリデー」には、さまざまな方法や種類があります。

どのような形でもワーキングホリデーに行く際に重要なのは

  1. 語学力
  2. 資金

の2つです。

ひとつの場所で完結してしまう語学留学とは違って、仕事によっては国の中を長距離移動しなくてはならないこともあります。

  • 仕事の指示がわかる
  • 移動中のトラブルなどにも対処できるよう、ある程度の語学力をつけておく

とともに、

  • 満足したワーキングホリデーを楽しめるように充分な資金を用意しておく

といいですよ。

私がワーホリをした当時は、事前準備のために英会話学習をしたいと思ってもレッスンのために数十万円の学費が必要でした。そのお金があったら留学の準備金に回したいですよね。

しかし、何度もお話した通りワーホリに行く前に『ある程度の英会話力』をつけておいた方がワーホリを楽しめます。

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以下の記事で、初心者向けにおすすめのオンライン英会話を紹介していますので無料体験を受講してみてはいかがでしょうか?

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また、ワーホリ・留学に行く前に、日本や自分の住んでる地域について調べてからいきましょう。
学校やホストファミリーでも聞かれることが結構あります。
少し調べておくだけで、会話がより一層楽しめるようになりますよ。

最後に

今回は、ワーキングホリデーについて私の体験談を交えながら紹介してみました。

「ワーキングホリデー」はさまざまな国で、数多くの貴重な経験ができる30歳以下に与えられた楽しい制度です。

『こうしなくてはいけない』という決まりはないので、少しでも興味があれば私のように短期間でもいいのでチャレンジしてみることをおすすめします。

10人いれば10通りのやり方ある。

そんなオリジナリティのある旅の方法です。

きっとこの先の人生に影響を与えてくれるような、充実した時間を過ごすことができますよ。

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