TOEIC600点のレベルとは?獲得のためのコツと勉強法・おすすめ参考書を徹底解説

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TOEICの勉強を始めたいけど、どうやって勉強すればいいのか分からない・・・

その気持ちよく分かります。
TOEICの勉強をしたいけど、初めて受験する時はどのように勉強を始めればいいのか分からないですよね。

初めて僕がTOEICを受験した時は、適当に教材を買って無計画に勉強をしたので全然点数が取れませんでしたww

そこで実感した事は、どうせ受験するのであれば

  • 『しっかりとした手順でTOEIC対策の勉強をする必要がある』

ということです。

無計画に勉強を進めるのは時間の無駄です。
とりあえず『何でもいいから英語の勉強すればいい』と考えていたら、あとで間違いなく悔しい思いをします。

  • あ~、これだけ勉強したのに・・・しっかり計画を立ててやればよかった・・・

残念ながら時間は元には戻せません。

そこで今回は、TOEICで860点を取得した筆者が経験をもとに『TOEIC学習ロードマップ(手順)』を分かりやすく解説していきます。

この記事を読めば、TOEIC学習を効率よく進めていくことができると思います。

この記事を読んで分かること
  • TOEIC860点の筆者が初心者のための『TOEIC600点を取るため学習ロードマップ(手順)』を徹底解説します

✓この記事の筆者と信頼性

しん

✓TOEIC860点
✓日本在住、メディアライター
TOEIC860点の筆者が、勉強してきた経験をもとに、どのように英語を学習していくのが効率的か、TOEICで高得点をとるためのコツを深くお伝えしていきます。 >>>執筆者リスト

もくじ
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まずは3ヶ月で600点を目指そう|TOEIC860点の筆者がおすすめするTOEIC学習ロードマップ

まだ、TOEIC学習を始めたばかりの初心者の人からすると

  • 『TOEICで、まず何点とればいいのか?

もよく分からないですよね。

最終的なゴール(いつまでに何点取りたいのか)はそれぞれが決めるべきですが、僕はファーストステップとして

  • まず3ヶ月で600点を目指す

ことをオススメします。

なぜ『まず、600点なのか』というと、

  1. 600点をとることはそこまで難しくない
  2. しかし、履歴書などに書ける点数である

この2点が理由です。

600点を取ることはそこまで難しくありませんが、履歴書にも書ける点数ですので、最初はここをゴールにして学習を進めてはいかがでしょうか?
(とはいえ、もちろん毎日英語に向き合わなければ、3ヶ月で600点をとることは厳しいですよ。)

では、この600点という点数が『どのくらいのレベルのものなのか?』多角的な視点で見ていきましょう。

TOEIC600点とは?
  1. 600点』のレベルとは?
  2. 他の試験と比較
  3. 学習時間
  4. この3ヶ月は高得点をとるための土台作り

1つずつ解説していきます。

1.『600点』のレベルとは?

TOEIC(TOEIC® Listening & Reading Test)は『リーディング』『リスニング』の試験があり、2つ合わせて990点満点です。

600点』を獲得するためには、単純に60%以上の正答率が必要です。

また、TOEICの平均点は『大体570~590点台』ですので、単純計算で平均より若干上の点数ということになります。

2.他の試験と比較

他の試験と比較した場合、例えば英検でたとえた場合、TOEIC600点は『2級〜準1級合格レベル』になります。

また、あいまいな比較になりますが、一般的に言われている事として、他の資格でいうと「日商簿記2級」「販売士1級」レベルの難易度とされています。

得意不得意もありますので、一概に難易度が同じと言うことはできませんが、参考程度に考えておくのもいいでしょう。

今後同じレベルの資格を受けようと思った時、TOEIC600点をとれていれば自信に繋がりますしね。

3.学習時間

学習を始める前のレベルにもよりますが、中学英語レベルの基礎的な文法知識があることを前提とした時、学習時間300時間〜350時間とされています。

平日に3~4時間、休日に4~5時間、これを当初の予定どおり約3か月間毎日続ければ達成できる時間ですね。

毎日まとまった時間をとるのが難しいこともありますが、隙間時間などを使ってコツコツ学習していきましょう。

4.この3ヶ月は高得点をとるための土台作りと考える

冒頭に書きましたが、

『あなたが最終目標とするTOEICの点数は何点ですか?』

  • 600点とれたら満足ですか?
  • それとも990点満点をめざしますか?

600点とれたら満足と考える人もいるかもしれませんが、僕としては、将来800点以上を獲得することをおすすめします。

なぜなら600点という点数を持っていたとしても「周りからそこまで評価される点数ではない」からです。

冒頭で書いた通り、履歴書などに書ける点数ではありますが600点以上を取れる人は、受験者の約半数を占めます。
半数が取れるレベルであればあまり評価はされませんよね。

私が勤務する『英語を全く使わない会社』でも、800点台のスコアがないと

「こいつは英語ができるな」

とはなりません。

せっかく勉強をするなら

「英語が強みです!」

と言えるくらいの点数を狙っていきましょう。

そのための土台づくりとして、最初の3ヶ月で600点を目指していきます。
あくまで通過点としてです。

600点がゴールであれば、

  • 3か月間、単語と文法をひたすら愚直に勉強し、
  • 3か月間、毎日少しずつリスニング学習をすれば

達成できます。

僕が『ファーストステップとして600点を目標』とした理由がそこです。

しかし、今回この記事の最終目標地点はTOEIC800点以上とします。

この記事は、800点以上を目標したロードマップの前編で、前編は600点を狙うための手順を紹介します。
(後編の記事で、600点以上を狙うための手順を紹介していきます。)

これから解説していく学習ステップで、まず通過点である600点を獲得できるように進めていきましょう。

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TOEIC学習の進め方

TOEIC600点獲得までの学習ステップは大きく5つに分かれます。

  1. 【学習開始前】模擬試験の実践
  2. 【毎日】リスニング学習
  3. 【1ヶ月目】単語と文法を徹底的に学習
  4. 【2ヶ月目】単語と文法の復習&長文読解
  5. 【3ヶ月目】2ヶ月目までの総復習&2週に1回模擬試験の実践

では、この流れで1から順に解説していきます。

STEP.1【学習開始前】模擬試験の実践

まずは、時間制限を設けて模擬試験を解いていきましょう。

学習をスタートする前に模擬試験を解く理由は「自分のレベルを知るため」です。
自分の弱い部分を意識して学習を進めることは非常に重要です。

まずは、模擬試験を解いてどのくらい点数が取れるのか確かめてみましょう。

使用する教材:「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7」

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おすすめポイント:試験と同じレベルの問題演習ができる

この教材は、その名の通りTOEICの公式が出しているものなので最も本番に近い問題を解くことができます。

先ほど申し上げた通り、学習をスタートする前に模擬試験を解く理由は「自分のレベルを知るため」です。
本番形式を取り組む中で、自分の弱い部分(解くスピードが遅い、リスニングが苦手など)を把握しましょう。

ここでのポイントは「復習をしすぎない」ことです。

この模擬試験は自分の成長を測るために、再度3ヶ月後に解きます。

復習しすぎて答えを暗記してしまったということがないように、ここでは軽く解説を読む程度にしましょう。

また、僕がおすすめするのがプロに英語力を診断してもらうことです。

学習を始める前に自分の英語レベルを知ることはとても重要です。
ダイエットをする前に自分の体重をはかっておかなければ、どの程度成果が出たか分からないのと同じです。
しっかり確認しておいたほうが良いです。

そういう意味で自分で判断するのではなく、プロにお任せするほうが良いと思います。

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プロコンサルタントによる診断ですので信頼できます。

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STEP.2【毎日】リスニング学習をして英語に慣れる

英語は『毎日』耳にするようにしましょう。

リスニング問題の内容自体はそこまで難しいものではありません。

それでもリスニング問題が解けない原因は、

  • トークスピードに追いつけていない
  • 発音を理解していない

この2つが主な要因です。

普段から英語を聞くことでスピードに慣れ、どのように発音されるか理解するようにしましょう。

使用する教材:「世界一わかりやすいTOEICテストの授業」

おすすめポイント:リスニングでの注意点が分かりやすく解説されている

この教材は、TOEIC満点のカリスマ講師である関先生が監修しており、問題の解説だけでなくリスニング問題を解く際のコツなども分かりやすく解説されています。

リスニングの学習方法は問題を解くことに加えて、

この3つが極めて重要です。

僕は1~2の学習をしたことでリスニングが得意になったと言っても過言ではありません。
そして、もっと早く3をやっておけば、効率的に最短距離でTOEICの高得点を獲得できたでしょう。

1.ディクテーション

ディクテーションとは、音声を聞いて書き取りをする学習のことです。

この作業をすることで、発音の矯正と、単語・文法のインプットをすることができます。

学習フローを簡単に説明すると以下のとおり。

  1. まず音声を聞き、聞き取れた内容をノートに書いていきます。
  2. これを何度も繰り返して、自分なりに聞き取れた文章を完成させてください。
  3. 次に解答と自分の書いた文章を照らし合わせ、どこが間違っていたのか答え合わせをしていきます。
  4. そして最後に正解の文章を見ながら音声を再度聞いてください。

最初は1問解くにもかなり時間がかかります。

僕がディクテーションをやり始めた頃は、1問解くのに30〜40分かかっていました。
それでもめげずに継続することで、英語の癖に慣れて1度に聞き取れる量が増えてきます。

TOEICリスニングの問題は1度しか音声が流れません。
英語のスピードや発音にしっかり慣れていきましょう。

もちろん、その際に出てきた単語や文法は確実に覚えてくださいね。

ディクテーションに関しては以下の記事でも詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

2.シャドーイング

シャドーイングは、『音声の後を追いかけるように英語を口に出して発音する学習のこと』です。

これをすることで、音声のイントネーションやリズム、スピードに慣れることができます。

学習フローを簡単に説明すると以下のとおり。

  1. まず音声を一通り聞きます。
  2. その後スクリプトを読み文章の意味を理解してください。(分からない単語や文法があれば調べる)
  3. そして、スクリプトを見ながら音声の後を追いかけるように発音していきます。
  4. ここでは、文と文の繋がりや音の繋がりを意識して読み進めていきましょう。
  5. 最後にスクリプトを見ずに音声に合わせて発音していってください。
  6. そこで、自分の発音と音声の発音がいかにずれているか把握してください。

シャドーイングは英語のリズムやスピードに慣れるのに、非常に有効的な学習方法です。

耳で聞いて理解したつもりでも、実際に自分で発音してみるとうまくいかない事が多々あります。
自分で発音できてこそ身に付いた証拠ですので、最初はかなり大変ですが地道に頑張っていきましょう。

シャドーイングに関しては以下の記事でも詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

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3.オンライン英会話

また、リスニングの学習としておすすめなのが『英会話』です。
その中でも、コスパ・利便性を考慮した場合『オンライン英会話』をおすすめします

「英語力をあげたいならネイティブと話せ」とよく言われます。

英語で会話することは、思っている以上に難しいです。

なぜなら

  • 相手の話している内容を瞬時に理解し、
  • そのアンサーをこれまた瞬時に頭で作り上げ、
  • 相手が聞き取れる発音で返さなくてはならないからです。

総合的な英語力がないと会話が成り立ちませんが、逆に言うと英会話ができるようになればTOEICの問題はかなり簡単に解くことができます。

僕はTOEIC860点を取得した後、英会話に通いましたが、TOEIC学習の1つとして英会話を取り入れておけば、もっと早くに860点へ到達できていたと思います

とは言っても、単語力も文法力も全くない状態でオンライン英会話を始めても非効率ですので、単語と文法を勉強した2ヶ月目以降に通うことをおすすめします

リスニングで重要なのは「慣れ」です。

毎日英語に触れて慣れていきましょう。

初心者向けのおすすめオンライン英会話は以下の記事で紹介しています。

STEP.3【1ヶ月目】単語と文法を徹底的に学習

1ヶ月目に学習することは「単語」と「文法」です。

この2つは英語の土台と言っても過言ではありません。
リスニング問題でも長文読解でも単語力と文法力がなくては話になりません。

この土台を1ヶ月で強固なものにして、次のステップをスムーズに取り組めるようにしていきましょう。

使用する単語学習教材:「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」

おすすめポイント:TOEIC頻出単語が多く掲載されている信頼度抜群の単語帳

使用する文法学習教材:「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」

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おすすめポイント:問題解説がとにかく丁寧

まず1つ目の「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」は、通称「金フレ」と呼ばれている大人気教材です。

TOEICの目標点数別に単語が用意されているので無理なく覚えることができます。

僕はこの単語帳しか使いませんでしたが、単語が原因で問題が解けないということはありませんでした。

単語は暗記です。

この1ヶ月間で『記載されている単語を全て暗記できた』と胸を張って言えるレベルにしていきましょう。

覚える箇所は600点レベルの単語だけでなく、単語帳に乗っているもの全て覚えるようにしてくださいね
また、暗記は日本語から英語だけでなく、英語から日本語にも訳すことができるようになってください。

単語学習のコツは、

  • 何回も触れる
  • フレーズで覚える

ことです。

一つ一つ丁寧に覚えていると、最初の頃に覚えた単語は記憶からなくなり、振り出しに戻ってしまいます。
単語を見て分からなければすぐに答えを見て確認してください。
そして、その日の内に復習を確実に行ってください。

これを何周も繰り返し行うことで記憶の定着につながります。

そして、単語だけで覚えるのではなく「フレーズ」で覚えるようにしましょう。
金フレでは単語の下に例文が記載されています。

フレーズで覚えることで、単語が実際にどんな使われ方をしているのか知ることができ、TOEIC試験でも非常に役に立つので是非フレーズで暗記するようにしてください。

そして、2つ目は文法学習でおすすめの『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』です。

『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』は名前にもある通り、文法問題が1000問以上用意されていて文法問題をこなすにはぴったりの教材です。

問題自体もTOEIC試験で頻出のものばかりですし、一問一問の解説が非常に丁寧に書かれています。

しかも『なぜこの選択肢が正解なのか』だけでなく『なぜこの選択肢が不正解なのか』まで解説しているので、他の教材とは理解度が違ってきます。

こちらは1ヶ月で1周できればいいので、1つ一1の問題を丁寧に解いてください。

問題を解く際は、なぜ自分はこの解答にしたのか理由を持った上で解答を見るようにしましょう。
そうした方が、解説を読んだ後の理解度が上がります。

TOEICの文法問題は「スピード」が重要です。
いかに素早く解いて長文問題に時間を残せるかが高得点を狙う鍵になってきます

文法の解くコツを覚えれば数秒で解ける問題も多くあるので、しっかり覚えていきましょう。

こちらも単語帳同様に、その日にできなかった問題を復習するようにしてくださいね。

STEP.4【2ヶ月目】単語と文法の復習&長文読解

1ヶ月目は、英語の土台である単語と文法をしっかりこなしました。

2ヶ月目では、1ヶ月目にやった単語と文法の復習を行いながら長文読解を取り組んでいきます。

使用する長文読解教材:「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2」

おすすめポイント:本番以上の難易度で試験対策ができる

TOEICのPart7(長文問題)で点が取れない原因は大きく3つです。

  • 時間の無さからの焦り
  • 長文に慣れていない
  • Part7を解くコツを知らない

最終パートである長文問題は、タイムリミットを意識しながら解かなくてはなりません。

その焦りから、解ける問題も解けなくなってしまう事が往々にしてあります。

また、英語の長文に慣れておらず英文に圧倒されてしまい、読んでるつもりなのに全然頭に入ってこないといったことも原因として考えられます。

僕は長文問題が大の苦手で、読んでいるのに頭に入ってこないといった現象は、TOEICの試験だけでなく大学入試でも経験しました。

他には、上から順番に問題を解いていったことで簡単な問題も解けずに時間切れになってしまうなど、コツさえ知っていれば点数を上げられたといった原因もあります。

つまり、Part7(長文問題)の学習ポイントは「解くテクニックを知り、本番で焦らないよう準備をする」ことです。

今回おすすめする「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング2」は、リーディングパートの問題が模試形式で5回分収録されています。

ここでの学習の進め方は、各パートごとに取り組むのではなく、模試形式に沿って「通し」で問題を解くようにしてください。
そして解く際には絶対に時間制限を設けてください
時間を意識せず問題を解いても、効果があまりありません。

先ほど話した通り、Part7の学習ポイントは「本番で焦らないよう準備する」ことです。

学習の段階から時間を意識して問題を解くことで、本番でも焦らず解答することができます。
時間制限を設けて学習を進めていくと「時間が足りない」といった問題にぶつかるはずです。

その時になって初めて、問題を解くテクニックの重要性に気付きます。

この教材は問題のページ数以上に解説ページがあります。
各問題の解説だけでなく、問題を解くためのテクニックなど細かく教えてくれるので非常に勉強になりますよ。

また、この問題集は公式の問題より難易度が高いです。
解けなくても落ち込まずに復習を重ねていきましょう。

この問題集をマスターした頃には、公式問題が簡単に見えてくるはずです。

STEP.5【3ヶ月目】2ヶ月目まで総復習&2週に1回の公式問題集実践

3ヶ月目は、2ヶ月間学習した内容の総復習をメインにした上で、2週に1回模擬試験に取り組んでください。

なぜ総復習をメインにするかというと、3ヶ月目に新しいことを学ぼうとすると分からないことが増えて不安になるからです。

そうなると本番でも不安を残したまま試験を受けることになり、思うような結果がでません。

学習において復習ほど重要なことはありませんので、しっかりと復習をしていきましょう。

また、模擬試験の実践では、以前に使用した「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7」を使います。
こちらを全パート通しで問題を解いてください。

2回分の模試の内、1回は【学習開始前】でやった内容になりますので学習を始めて3ヶ月でどれほど自分が成長したか実感することができますよ。

3ヶ月目は最終調整の月です。
今までやってきたことを理解できていれば600点は取れますので、自分に自信を持って残り1ヶ月取り組んでいきましょう。

以上が、TOEIC600点獲得までの学習5ステップになります。

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TOEIC学習のコツ

これまでどのように学習を進めていけばいいか解説してきましたが、最後にTOEIC学習をするにあたっての3つのコツをお話していきます。

  1. 毎日英語に触れる
  2. 時間を常に意識する
  3. 色んな教材に手を出さない

1つずつ解説していきます。

1.毎日英語に触れる

英語学習では『毎日英語に触れる』ことが重要です。

誰もが毎日英語に触れる機会を作るべきですが、特に英語に苦手意識を持つ人や英語を学び始めたばかりの人は、どんなに忙しくても隙間時間などを使って毎日英語学習をするようにしてください。

隙間時間など少し空いた時間を使って英語を勉強したいけど、

分厚い参考書を持ち歩くのは、ちょっと厳しいかも・・・

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このアプリの強みは1回3分から学べる演習問題や講義が充実しており、隙間時間で学習を進めることができる点です。

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最近では、スタディサプリのように少しの時間でも英語に触れることができる方法がたくさんありますので、毎日英語に向き合っていくようにしましょう。

2.時間を常に意識する

TOEICの試験は時間との勝負です。
これに尽きるといってもいいです。

僕が860点取った時もかなりギリギリで解き終わった感じでした。

それを踏まえ、本番焦らないためにも普段の勉強から時間を意識するようにしましょう。

特に文法問題を解く時は必ずタイマーを用いてください

文法問題のPart5(短文穴埋め問題)は、30問ありますが、1問につき大体20秒ほどで解かなくては長文問題へ時間を残すことができません。

この時間感覚を養っておかなくては『本番で答えがわからない問題に1分以上時間をかけてしまう』といった最悪なパターンに陥る危険性が十分にあります。

大事なので何度も言います。

  • 『TOEICは時間との勝負』です。

常に時間に追われている感覚を普段の勉強から意識するようにしましょう。

3.色んな教材に手を出さない

今回おすすめした教材で学習を始めてもらった場合、この3ヶ月間は他の教材に手を出さないでください。
(もちろん、合格を保証するわけではありません)

なぜなら他の教材に手を出してしまうと、今やっている教材も中途半端になってしまうからです。
まずは、今、目の前にある教材を完璧にしましょう。

完璧といいましたが、おすすめした教材を3ヶ月という短い期間で完全に自分の知識にすることはほぼ不可能です。
それくらいにボリュームのある内容になっています。

完璧というのは、問題の答えが合っていればいいという話ではありません。

  • 『なぜこの解答になるのか』
  • 『この問題を解くためのテクニックはどういったものか』

を人に話せるレベルになって初めて完璧と言えます。

インプットはできていても、アウトプットができないことが多々あります。
アウトプットは知識定着の確認に有効的なので、是非やってみてくださいね。

おすすめした教材を完璧にできれば600点台は正直楽勝です。
(念のため何度も言いますが、合格を保証するわけではありませんw)

まずは、3ヶ月間おすすめした教材だけに絞って学習を進めていきましょう。

以上、TOEIC学習のコツを3つ解説していきました。

この3点を意識すれば英語に対する苦手意識はなくなり、自信を持って試験に臨むことができます。

是非今回お話した内容を心にとめて学習を進めてみてください。

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多少、費用がかかったとしても「時間を買った」と考えてみるのはどうでしょう。
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KIRIHARA Online Academyの特筆すべき点は「2ヶ月」という短期集中型の目標達成プログラムであるということです。

冒頭でも申し上げた通り、独学の難点は

  • 成果があがるまで時間がかかる
  • どのくらい時間がかかるか読めない

ところです。

学習のロードマップを自分で作らなくてはならないので時間がかかる上に、その方向に勉強を進めても効果があがるか分かりません。

それに対して、KIRIHARA Online Academyを利用すれば「2ヶ月」という短い時間正しい方向に学習を進めることができます。

KIRIHARA Online Academyの学習は

  • 「桐原書店の教材ノウハウ」
  • 「日本人講師による学習管理」
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をベースにして進められます。

以下の図解を見ると学習の流れが一目瞭然ですね。

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コース・利用料金

指導の流れは分かったとして、気になるのはコースと利用料金だと思います。

KIRIHARA Online Academyのコース・料金は以下の通りです。

TOEIC®L&Rテスト突破コース
コース名500~600点突破コース730点突破コース
料金44,000円/2ヶ月総額44,000円/2ヶ月総額
期間2ヶ月2ヶ月
レッスン数50分x8コマ50分x8コマ
英検一次試験対策コース
コース名英検準1級一次試験対策コース英検2級一次試験対策コース英検準2級一次試験対策コース
料金55,000円/2ヶ月総額44,000円/2ヶ月総額44,000円/2ヶ月総額
期間2ヶ月2ヶ月2ヶ月
レッスン数50分x8コマ50分x8コマ50分x8コマ
英検二次試験対策コース
コース名英検準1級二次試験合格コース英検2級二次試験合格コース英検準2級二次試験合格コース
料金55,000円/2ヶ月総額44,000円/2ヶ月総額44,000円/2ヶ月総額
期間2ヶ月2ヶ月2ヶ月
レッスン数50分x8コマ50分x8コマ50分x8コマ

各コースともに44,000円 or 55,000円と同額ですが、利用するテキストと予想問題、対策が少しずつ違ってきます。

ご自分が目標としているコースを利用するようにしてくださいね。

KIRIHARA Online Academyは、オンラインで学習を進めていきます。
講師とのレッスンもオンラインレッスンになります。

レッスンにはインターネット環境とデバイス(PC or タブレット)、Skypeという無料の通話アプリが必要です。
事前に用意しておきましょう。

無料体験レッスンを受講できますので、利用する前にまずは無料体験をしてどのように学習を進めるのか雰囲気だけでも掴んでおいてみてはいかがでしょうか?

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月額料金(概算)187,000円/月(3ヶ月総額を1ヶ月分に割った金額)
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(マンツーマンレッスン)
3ヶ月(1回90分x週2回)=561,000(3ヶ月総額)
6ヶ月(1回90分x週1回)=679,800(6ヶ月総額)

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6ヶ月(1回120分x週1回)=264,000(6ヶ月総額)

◆中級セミパーソナルコース
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  • オンラインレッスンが可能。どこからでも受講できる利便性

ENGLISH COMPANYの特徴はなんといっても

  • 1日1.5時間 x 3ヶ月 or 6ヶ月という超効率的な指導プラン

につきます。

学習をする際、「毎日の学習時間」と「いつまでという期限がある」ことは利用者としてはモチベーションを保ちやすいですよね。

しかも「3ヶ月 or 6ヶ月」という超短期間です。
とても学習しやすいプランです。

「これで本当に効果があるのか?」と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、指導にあたってENGLISH COMAPANYでは『第二言語習得論』という科学的な根拠に基づき、短い学習時間で最大限の学習効果を生む『超効率的な』指導プログラムを行っています。

ENGLISH COMPANYのトレーナーは、大学・大学院で言語学や、その周辺領域を学んだ『言語習得のプロ』です。

安心してお任せできます。
そして、実際に効果が出ているからこそ、受講予約待ちになるほどENGLISH COMPANYは人気があるわけです。

>>>ENGLISH COMPANYの評判はコチラで確認ください。

しかも、オンラインレッスンが可能なので、どこからでも受講できます。

まずは無料体験レッスンを受講してみてください。

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第二言語習得研究の知見のあるプロトレーナーによる診断結果です。

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最後に

今回は『TOEIC学習ロードマップ(手順)』前編として『600点獲得』までの勉強法を解説しました。

3ヶ月で600点をとることは、正直そこまで難しくありません。
簡単とは言いませんが、毎日、英語と向き合えば十分取れる点数です。

最初は600点がとれるレベルの土台を作り、次のステップとして自分が目標とする点数を目指していきましょう。
みなさんが掲げる目標点数に到達できるよう手助けができたら幸いです。

次回、後編は800点以上を狙った学習ロードマップを解説したいと思います。

TOEIC学習、頑張っていきましょう。

後編へ
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