IELTSライティングタスク1のグラフ問題で使えるテンプレートを徹底解説

IELTSライティングタスク1のグラフ問題で使えるテンプレートを徹底解説
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このような方はいらっしゃいませんか?
  • IELTSのライティングセクションのスコアがなかなか上がらないと感じている方
  • IELTSライティングのタスク1で苦戦しているという方
  • IELTSライティングで時間が足りない方
  • IELTSライティングのスコアを上げたいと考えている方

ライティングセクションはIELTSの中で1番スコアが出にくいセクションと言われています。

これは日本人だけでなく、世界の人たちも同じことと言えます。
それゆえに多くの人がIELTSのライティング対策で頭を悩ませています。

English shift

筆者自身ももIELTS対策を行なっていた際に1番苦戦したセクションが「ライティング」でしたね……

そのうえ、IELTSのライティングは自由英作文ではなく「アカデミックライティング」と言われるエッセイを書く能力が必要とされています。

これまでアカデミックライティングを経験したことのない方がほとんどだと思いますので、IELTSの各セクションの中でも1番難しいと感じ、なかなかスコアが上がらないという事態になってしまうのでしょう。

そこでスコアアップに効果的な方法が『自分に合うテンプレートを作っておくこと』です。

自分の中にテンプレートを作っておいて、問題の内容に沿って、自分の引き出しから出し使用するイメージですね。

では、型(テンプレート)ってどのようなものがあるのでしょう?

今回の記事では、IELTS Academicで OA=6.0(L=5.5, R=6.5, W=6.0, S=6.0)の筆者がIELTSライティング対策として「タスク1のグラフ問題」で使えるテンプレートを紹介していこうと思います!

English shift

私自身テンプレートをうまく活用した結果、IELTSのライティングセクションで6.0を取得することができました

IELTSライティングのスコアを上げたいと考えている方や、前述のような悩みを抱えている方は、ぜひ参考になさってください。

この記事を読んでわかること
  • IELTSライティング対策として「タスク1のグラフ問題」で使えるテンプレートを徹底解説

✓この記事の筆者と信頼性

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English shift編集部

この記事は、英語学習に精通したライターが執筆した記事をEnglish shift編集部が再編集・監修した記事です。

>>>執筆者リスト

もくじ
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IELTSライティングセクション タスク1の概要

まずは簡単にIELTSライティングセクションタスク1の概要を紹介していきます。

概要は以下の通りです。

IELTSライティングタスク1の概要
  • 指定語数=150語以上
  • 時間=約20分(目安)
  • 内容=図やグラフ、表などのデータの説明をする
  • 配点=全体の3分の1

このような感じです。

20分以内に150語も書かないといけないので、素早く情報を把握して書いていく能力が必要とされています。

そのうえ、タスク1の配点は3分の1しかありません。
できるだけこの後に続くタスク2に多く時間を割きたいところです。

概要は大体わかって頂けたかと思いますので、早速、IELTSライティングのタスク1で使えるテンプレートを紹介していきます。

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イントロダクションで使えるテンプレート

まずは、イントロダクションで使えるテンプレートを紹介していきます。

このイントロダクションの部分には、問題文のパラフレーズと概要を書いていきます。

パラフレーズ

パラフレーズとは「同じ意味の表現を、単語や構文を変えて言い換えること」です。

パラフレーズの方法がよく分からない方もいらっしゃるかと思いますので、実際に例題を使ってパラフレーズとは一体どのようなものか紹介していきます。

(例題)

The charts provide information on the ages of the population of America and China in 2010 and projections for 2040.

このような問題があったとします。
もちろん、この文をそのまま解答用紙に書くことは基本NGです(言い換える問題ですからね)。

自分の言葉を使って表現を変える必要があります。

一例として、私がもしこの問題文をパラフレーズするなら以下のようになります。

(パラフレーズ後)

These charts compare the population of America and China in 2010 and 2040 projections in terms of proportions of different age categories.

こんな感じです。
言い換えているだけなので意味は同じです。

IELTS初心者にとってはかなりハードです。
最初は単語のみを変えていくことからでもいいのでパラフレーズの練習を始めていくといいですよ!

私も最初は単語を変えるだけのパラフレーズから始めていきました。
たくさん練習することでパラフレーズのコツややり方は身につきます。
できるだけ早く始めましょう。

パラフレーズには「コレ!」というテンプレートはないのですが、個人的によく使うフレーズをまとめいこうと思います。

パラフレーズでよく使う表現
  • indicate, illustrate, (〜を表している)
  • compare~(〜を比較している)
  • provide information~(〜の情報を提供している)
  • from A to B (AからBの間に)
  • between A and B (AからBの間に)
  • for a decade (10年の間に)
  • for a period of 20 years (20年の間に)
  • in terms of~ (〜に関して)
  • the figures of~ (〜の数)
  • how many~ (〜の数)

代表的なものはこんな感じですかね。

問題や状況によって使えるかどうか判断する必要がありますので、その点は注意しつつパラフレーズの勉強も進めていきましょう。

(筆者が)海外の大学に入って感じたことなのですが、自分の言葉で説明する機会がかなりあります。

IELTSを勉強している今の段階から自分の言葉で表現する(パラフレーズ)を意識して勉強することをおすすめします。

概要

問題文のパラフレーズの後に「概要」を書いていきます。

「概要」を書いていく際に使えるテンプレートとして

概要を書く際のテンプレート
  • Overall〜(概して〜)
  • It can be clearly seen that〜(〜ということが明らかである)

この2つのどちらかを使えるようにしておくといいです。

実際に使ってみると、

(例)

Overall, two regions are expected to have higher proportion for the oldest category.

こんな感じになります。

概要の内容は「もっとも変化したパート」と「どのように変化したか」を書くとよいでしょう。

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グラフ問題で使えるテンプレート集

グラフ問題では、数値の増減や変化を書かなければいけないので、関連する表現を覚えることが必須になってきます。

そこで、

  • 数値の増減や変化を表す際によく使う表現を紹介していこうと思います。
増加を表す表現
  • increase
  • rise
  • grow
  • an increase
  • a rise
  • growth
  • show an upward trend
減少を表す表現
  • decrease
  • decline
  • drop
  • a decrease
  • a decline
  • a drop
  • show a downward trend
安定を表す表現
  • remain stable
  • level off
  • experience a period of stability
その他増減に関する表現
  • vary(変動する)
  • peak(最高点に到達する)
  • reach the highest point(最高点に到達する)
  • reach the lowest point(最低点に到達する)
増減を表す際に役立つ形容詞・副詞
  • dramatic(大幅な)
  • dramatically(大幅に)
  • significant(大幅な)
  • significantly(大幅に)
  • sharp(急な)
  • sharply(急に)
  • steep(急な)
  • steeply(急に)
  • gradual(徐々な)
  • gradually(徐々に)
  • constant(一定の)
  • constantly(一定に)
  • slight(わずかな)
  • slightly(わずかに)
  • marginal(わずかな)
  • marginally(わずかに)
使えると便利な表現たち
  • be projected to do(〜すると予想される)
  • be anticipated to do(〜すると予想される)
  • be expected to do(〜すると予想される)
  • the number of ~(〜の数)
  • the proportion of ~(〜の割合)
  • the amount of ~(〜の量)
  • the percentage of ~(〜の割合)
  • the figure of ~(〜の数値)
  • while(一方で)
  • by contrast(〜と比較して)
  • increase ~ fold(〜倍増える)
  • double(2倍になる)
  • triple(3倍になる)
  • quadruple(4倍になる)

以上、このような表現・テンプレートを使えると表現力がかなり上がります。

IELTSでは、語彙や表現のバリエーションが求められます。
1つの表現をずっと使うのではなく、様々な種類の表現を使うことをおすすめします。

そうすることでスコアアップにつなげることができるでしょう。

ライティングで使える表現を増やすためには?

この記事を読んでくださった方の中には、

  • 「IELTSライティングセクションで使える表現を増やしたい」

このように思っている方も多いのではないでしょうか?

結論、そのような方にはオンライン英会話がとてもおすすめです。

私自身、ライティング・スピーキングでの表現の幅を増やすために「オンライン英会話」を利用しました。

IELTS対策でオンライン英会話を利用してみて得られたメリット以下の3つです。

オンライン英会話のメリット3つ
  1. アウトプットを行うことで実際のIELTS試験でスムーズに表現を使えるようになる
  2. 純粋に英会話に慣れることができる
  3. 結果的にライティングセクション・スピーキングセクションのスコアが上がる

これら3つです。

私自身も、ライティング・スピーキングのスコアがなかなか伸びず悩んでいました。

4.5や5.0からなかなか伸びなくて3ヶ月くらい悩んでいましたね……

その際、

  • アウトプットや練習量が足りないのではないか?」

と感じ、英会話に慣れるためにもオンライン英会話を使うことにしました。

結果、3ヶ月ほどオンライン英会話を利用しつつIELTS対策をすることで

  • ライティング・スピーキングスコア共に6.0を達成しました。

この記事を読んでくださっている方の中で、英会話をする機会がなく、なかなかIELTSスピーキングセクションに慣れないと感じている方や、1つでもライティング・スピーキングセクションで使える表現を増やしたい方は、ぜひ、オンライン英会話を利用してみてください。

オンライン英会話に関しては、初心者向けおすすめのサービスを詳しく解説していますのでご興味があったら✓してみてくださいね。

IELTSライティングセクションの勉強法やおすすめの参考書が知りたいという方へ

IELTSのライティングセクションで使えるテンプレート・表現だけでなく、ベースとなる基礎勉強法やおすすめの参考書が知りたいという方もいらっしゃると思います。

そのような方のために、別記事で、

などを紹介しています。

IELTSライティングをいち早く攻略したいという方はご一読いただければと思います。

そのうえ、他の問題タイプで使えるテンプレートや表現を以下の記事で紹介していますので参考になるかと思います。

最後に

この記事では、IELTSライティング対策としまして使える表現・テンプレートを紹介しました。

今回紹介したテンプレートや表現をうまく使えるようになることで、グラフ問題に関するライティングセクションで6.0前後は十分狙うことができるようになります。

ライティングセクションで、なかなか5.5や6.0がでないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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